東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2006年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センターおよび関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室活動報告・2007年度目標5.関連および協力施設と活動報告・2007年度目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設と活動報告・2007年度目標 >> 勝和会井口病院

勝和会井口病院活動報告

ご存知の通り医療機関を取り巻く情勢は、ますます厳しく診療報酬は過去と比べ最大のマイナス改定でした。また、入院基本料の基準が大幅に変更され、看護師の複数夜勤体制の確保と夜勤時間の上限が設けられたことから、慢性的な看護師不足となり、体制確保に苦慮しています。人工透析については、エリスロポエチン製剤の包括化と、夜間・休日加算とダイアライザーの価格の引き下げとなり大変厳しい改定であり、対応に追われた1年でした。
臨床面では、他院からの透析導入、泌尿器科疾患等の依頼が多く、また透析患者の高齢化に伴い脳血管疾患、心疾患等の合併症に対しての治療が増加し、休む間も無くとても忙しい日々を過ごしております。
外来診療は、1日平均外来患者数(透析患者を除く)が102人、最も多い日は180人でした。また、透析患者は、230人を超えるようになり、新規導入患者は30人でした。年間手術件数は、546件でした。シャントの手術は、他院からのシャントトラブルと導入患者の依頼も多くなり昨年より増加、前立腺全摘11件、腎摘出3件、TUR-BT26件、TUR-P44件、ESWL176件でした。入院は、ベッド稼働率86.5%、平均在院日数9.3日でした。
今後も地域医療の向上に努め、患者さんを中心とした暖かみのある医療を提供できるよう努力していく所存です。諸先生方のご支援に感謝申し上げるとともに、今後ともご指導、ご鞭撻の程何卒よろしくお願いいたします。
木原 健

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